塩分キュー

 国連は,摂取する栄養を,一日ではなく一週間を単位に考えれば良いとしている.つまり,毎日バランスの良い食事をとらなくてよく,毎食バランスの良い献立で調理しなくてよい.しかし,一週間単位で栄養をどうやって管理するか.私は「待ち行列」で考えている.
 たとえば,塩分.納豆1パックを1とする.味噌汁は2,親子丼は3,ラーメンは7とする.これらを日割りで計算し,キューに入れる.

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 毎日読み枠をずらし,キューから出た分の塩分はとって良いことにする.週に50くらいと決めているが,厳守せず,次の日の塩分を少なくすればよい話だ.
 こうして週単位で栄養を管理している.

加工食品

 加工食品も買います.
 豆腐や納豆など,種類を問わなければ,たぶん,生の野菜や果物よりもよく買っています.
 加工食品はすぐに食べられるので,
 電気代やガス代が浮きます.
 わが家の光熱費は全部で月1万円しません.

 加工食品の弱点は,細胞がすりつぶされてしまっているところにあると思います.
 細胞を食べていれば,不健康にはならないと考えています.
 人間も細胞でできていますから.

 ライトミールやビタミンゼリーなど,
 一日の栄養素がつまっていると謳う加工食品があります.
 不足しているときは覿面に効きますが,
 生の細胞に含まれる独特の栄養素は含有しません.

 加工食品は便利です.
 でも,身体は細胞でできていることを忘れずに,
 できるだけ細胞を食べましょう.
 古代のヒトも,現代の動物も,
 細胞を食べて生き延びてきたのですから.

熱中症予防に

 熱中症から身を守る方法はいくつか知られています.

・水分

・塩分

・糖分

 これらをこまめにとるという方法です.これらがすぐになくなってしまうことが熱中症の原因です.神経の働きが鈍くなり,ふらついて倒れてしまうのです.

 水分は体温が急上昇することを防いでくれます.塩分は神経の流れが滞ることを防ぎます.糖分は神経の活動が鈍ることを予防します.いずれも神経を活性化させることで体を冷やすのです.

大切にしていること

・毎日バランスの良い食事をとろうとしなくてよい.栄養の収支は週単位で考えればよい.

・パンはとらない.ごはんやパスタも控える.すぐに消化してしまうし,消化には酸素が必要なので,老化を早めかねない.

・ほんとうにとらなければならない栄養素は,必須アミノ酸,ビタミン,ミネラルである.そのほかは,どうでもよい.

 私は以上の3つを原則として守って生活しています.健康を維持することは社会で働くための基礎になりますから,健康でいることは大切だと思います.世にあふれる健康情報の中で,ほんとうに理解できたことだけを信じて実行しています.